雨奈さんの物置

ポケモンとかアイマスとかについて書く

ナナフシギ杯構築 (シングル1位・ダブル4位)

☂️「最近ちょいちょい仲間大会に出てるしどこかに構築紹介置きたいな………」

☂️「でもいつも構築紹介に使ってるのはポケ徹なんだよな……さすがにそこに置くのもなあ………」

 

☂️「やるか!ブログをよお!」

 

Rainです。ということで構築内容書きたい欲を満たすため、はてな開設して最近参加した仲間大会の構築を晒していきたいと思います。解説するにあたって貼っている私に関係ないリンクは全て無断で貼っています、問題があれば削除します

 

ナナフシギ杯について

ななぱーせんとさん主催の制限ルール仲間大会です。使用可能ポケモンを人気投票で20体用意して選ぶというルールで、ORASトリプル勢の影響かフラットルール(低レベルポケモン採用可能)の開催でした(結局私は低レベルポケモン使わなかったんですが……)

で、私はポケモンを始めたとき(第5世代)の相棒枠であるレアコイルと共にやってやる!と意気込み、頑丈重力でもやろうかと考えてたんですが、使用可能ポケモン↓にはレアコイルは入らず………

nanapercent788.hatenablog.jp

……そんなことある?

まあそういうわけでケガワと戦っていくことにしました。ちなみに重力案は消え去った

ちなみにケガワは、この記事に別で書こうとしてた仲間大会の構築だけど2ヶ月前な上構築メモが飛んでいったオーリムAIなりきりパだったり、喰い断さんに押し付けたレギュG練習時に使った晴れパだったりでちょいちょい使ってて強み弱みはある程度把握してる自信がありました。

環境全体考察

最速がS101と低く、種族値もバラついているので特定ポケモンが大暴れに見えて、要素としてはなぜか一通り揃っているのでバランスがまあまああるというすごい環境です……が、やばいポケモンが一体います

 

 

 

 

<砂下H207(252)バンギラスだよ^^持ち物もテラスもないよ^^

なんでこんなに弱点ついてるのに耐えそうなんですか???

これ何がやばいってここから攻撃側が火力を盛ろうとしてもバンギ側もテラスやチョッキで耐久で上げられる上に弱保持つ余裕があるってことなのでこいつがトップメタだと判断しまあまあニンフィアを舐め腐りました(もうちょっと鋼技仕込んでもよかったなという反省がある)。

やばいポケモンが無事(?)見つかったということで構築紹介に入ります。考えた順番はダブル→シングルなんですが育成と開催順はシングル→ダブルだったためその順番で行きます

シングル構築

(当初の)コンセプト

  • トップメタのバンギや強力なポケモンであるドータクンなどは一撃で倒すことが難しいことから受けに寄る
  • 氷技が通りやすいのでびっくり氷技を仕込む
  • ステロ毒菱などで削ったあとエースポケモンに一掃してもらう

→ケガワが氷テラバと相性がいいのでエースに

→撃ち合い性能が高く冷凍パンチがあるのでバンギラスを採用

→後投げするポケモンとして詰ませ性能がある鉄壁渦羽マンダと状態異常を撒ける対面操作ドラミドロ&ニンフィアを採用

→まだバンギへの後投げに不安があったので、(ダブルで採用できなかったのもあり)ジャポのみデデンネを考える

→……がそのあとフライゴンがどうしようもなさすぎることに気づき(そんなことある?)、デデンネをクビにして薄かったドータクンニンフィアとも撃ち合えるドータクンを採用

こうしてみるとかなりニンフィア(と地味にサザンドラ)を舐め腐っているが一貫性が低そうに見えたのか出されなかったし、自分も出しづらさを感じたのでシングルでは舐め腐ってて正解だったかも

以下個体解説

ボーマンダ

@たべのこし テラス: どく 特性: いかく
171(4)-×(↓)-132(252)-130-100-167(252↑)
ほのおのうず / はねやすめ / みがわり / てっぺき

威嚇を活かして物理相手や火力のないポケモンに対して後出しして詰ませる初見殺しポケモン。確か同じ型がポケ徹の育成論にあったはず。身代わりは当初エアスラで考えていたがその育成論だと身代わりだった気がするなあって思ってなんとなく変えた(確認してない)。テラスは物理全般に弱点が突かれず、多少ニンフィアも見れて毒状態にならない毒テラス。

調整意図

高いSを生かしつつ物理に後投げするので最速BSぶっぱ

バンギラス

@とつげきチョッキ テラス: いわ 特性: すなおこし
205(236)-204(252↑)-131(4)-×(↓)-121(4)-83(12)
いわなだれ / はたきおとす / けたぐり / れいとうパンチ

トップメタ。意外と採用率は高くなかったけどこいつが一番強かったと思う。なんの変哲もないHAチョッキバンギ。変わったところというと一致テラスの岩だが、考察した通り悪弱点を消すだけで行動保証が発生する上に砂の特防上昇の維持と雪崩の火力増加になるのでこの環境では一択だと思う(ちなみにレギュFで握った時は飛行テラが滅茶苦茶強かったです)。ちなみにマンダと同様に鉄壁と渦を覚える上にボディプレまであるので一瞬その型を考えました(時間がないのでやめた)。

調整意図

A: ぶっぱ

S: 気持ち振った(意外とこの付近のS種族値ポケモンがSを振っておらず抜けた)

H: 奇数かつSが振れるだけぶっぱ

BD: 端数(Dは4nにするべきだったなと反省)

ドラミドロ

@ハバンのみ テラス: どく 特性: てきおうりょく
171(244)-95-142(252)-117-159(12↑)-44(↓/最遅)
ヘドロウェーブ / どくどく / クイックターン / どくびし

毒撒きポケモン。再生力のないママンボウみたいな動きをしながら毒を撒いて裏で詰め、またハバンで余裕を持たせる感じで型はよかったのだが肝心の毒菱の刺さりが悪かった。一応受け回すことから構築段階からTODを視野に入れていたので毒を入れる&毒菱回収要因はいれる&アリアドスみたいな露骨ポケモンにはしたくないのでまあ?

一応ニンフィアも任せられるように適応力ヘドヴェにしたけど毒撒くなら毒手ポイズンテールも一考だったかも

調整意図

H: 奇数ぶっぱ

B: ぶっぱ

D: あまり、性格補正入れたのは種族値的に効率いいかなって

S: 最遅

スナノケガワ

@きあいのタスキ テラス: こおり 特性: こだいかっせい
161(4)-×(↓)-117-173(252)-105-168(252↑)
10まんボルト / だいちのちから / テラバースト / ステルスロック

相棒のエース(響きがかっこいい)。環境に電気地面氷の技範囲を受け切れるのはほぼおらず、数値で受けてくる相手を削り切っていれば最速のポケモンなので止められない性能があるので最後のエースにしようと思っていた………。おもむろに入ってるステロはタスキによって対面性能が高く初手出ししてステロだけ撒いて一度引いて最後に全抜きする…という想定だったが普通に初手で破壊し尽くした方が強かった。ちなみにこの型もポケ徹の育成論にあった気がする

調整意図

最速CSぶっぱ、ブエナじゃないのでCに振り切れます!

ニンフィア

@オボンのみ テラス: じめん 特性: フェアリースキン

201(244)-76(↓)-104(148)-158(108↑)-151(4)-81(4)

テラバースト / でんこうせっか /.あくび / ねがいごと

諸説枠。スカーフCSで全抜きポケモンやる方が強かったかも知れねえ……ってなるぐらいには出す機会がなかった。テラスも違う気がするので反省が多い。一応石火のおかげで危ない橋を渡らずに勝てた試合があったのでよかった。どうでもいい話なんですが、技が全部ノーマル技になりがちなので無色でわかりにくいし鮮やかじゃないなあって使うたびに思う

調整意図

H: 奇数になるまでぶっぱ

HB: 特化キザンのアイへ確定耐え=大体のアイへラスカを耐える気がする

C: あまり

DS: 実数値の効率増やすため端数振り

ドータクン

@ジャポのみ テラス: フェアリー 特性: ふゆう
171(228)-109-174(180↑)-×(↓)-148(96)-53
ボディプレス / てっぺき / ステルスロック/ ヘビーボンバー

地面無効のデデンネデデンネは物理相手に受け出してジャポでダメージ与えながら頬袋で次も耐えられるようにするというコンセプトだったがフライゴンが一貫したためドータクンを採用、ついでに不安が残った相手のドータクンニンフィアも見れる感じになった。ジャポをそのまま引き継いだ(ゴツメじゃない)理由は被接触技の受け出しに対応するため&言うて叩き食らって同じだしなあ!って思ったため。ちなみにジャポよりゴツメの方がダメージが多いことを今調べて知りました(アホすぎる)。

ヘビボンはニンフィアピンポ。テラスはバンギフライゴンに強く、ドータクンのジャイロは無視していいと考えたのでフェアリー

調整意図

なんかの流用個体なので知らない、本当はHBぶっぱにするつもりだった

ちなみにボディプレ+ジャポは、H252バンギに対して

B184(252↑)ドータクン: 95.2%~110.7% (62.5%乱1)

B174(180↑)ドータクン: 91.4%~106.8% (43.75%乱1)

なのでそんなに影響がなかったかも(それよりもゴツメの方がどう考えてもいい)

結果

TNしがな 6勝4敗 8人中1位でした、やったね!

最後3戦連続で偶然同じ方と当たった(しかもそこまでに2戦当たって全敗&レートが高かった)んですが、そこで全勝できたのが大きかったですね。なんでこんな初見殺し盛り盛りPTで最後3戦だけ勝てたのかはわかりませんが………

シングルはS15でグライママンラティ使った以来なんですがいい結果になってよかったです。とはいえ久しぶりすぎてプレイングが雑魚かったのは反省ですね……

ダブル構築

コンセプト

  • 追い風以外で抜かれないケガワのSからの高いデバフ性能と隣にいるポケモンで破壊し尽くす
  • 止める余裕がなくなった後にスカーフニンフィアで吹っ飛ばす
  • 低レベルポケモンにマジレスする

→ケガワとニンフィアの起用はコンセプト通りで決定

→スナノケガワはサポートで隣でS操作してくれるのでそれを活かせるエース要因としてバンギを採用

→バンギにある程度強く出れて先制技のあるキザンを採用

→相手のトリルに対して切り返せるドータクンを採用

→ここまで相手のヒノヤコマの追い風を止める手段がないので追い風マンダを採用

ということでシングル構築と1体しか違わないという結果に。ただニンフィアドータクンへの打点が不足しているという欠陥があったりする(ニンフィアはケガワで止めるにしてもドータクンがどうしようもないのはダメだろ!)

以下個体解説

スナノケガワ

@ブーストエナジー テラス: こおり 特性: こだいかっせい
167(52)-×(↓)-117-167(204)-105-168(252↑)
エレキネット / だいちのちから / テラバースト / かいでんぱ

相棒の最速怪電波マン(響きがそんなにかっこよくない)。襷削りをしながらS操作ができるエレキネットを上から打てるので実質レジエレキだが、一番強いと思ってるのは怪電波だったりする。現在のダブル環境は物理エースポケモンにクリチャを持たせる機会が多く、上から打てるなら特殊相手にはほぼ確実に通るデバフ技なのだが、なんとこの環境はケガワ最速な上に都合のいいことに600族の威嚇枠が環境にいるのでを特殊エースが持ってるわけないので確実に刺さる(ニンフィアを舐め腐ってたのはこれがある)。ここまでサポート面みたいな書き方してるが普通に火力あるのでびっくり氷テラバで破壊しに行くこともできる(デデンネとの差別化点でもある)

調整意図

S: 最速

C: ブエナでSブーストになるまでぶっぱ

H: あまり

ニンフィア

@こだわりスカーフ テラス: じめん 特性: フェアリースキン
171(4)-76(↓)-85-178(252↑)-150-112(252)
ハイパーボイス / ムーンフォース / でんこうせっか / テラバースト

スイーパー。テラバはシングルの個体を変えたものなのでそのままだが絶対地面ではなかった。ハイボしか撃ってない(一回テラバ撃った)けどハイボだけでそれなりの仕事はしてくれたのでえらい。

(ところでニンフィアって思ったことを思った通りにしてくれるので個体解説何も書くことがないんですよね、強いていうならボックスに眠っていた色違いをせっかくだからと使ったぐらいしかない)

調整意図

C: 特化

S: 最速100族抜き(ケガワデデンネと同速)

H: あまり

キリキザン

@しんかのきせき テラス: くさ 特性: まけんき
171(244)-194(252↑)-120-×(↓)-92(12)-90
ダメおし / アイアンヘッド / けたぐり / ふいうち

撮れ高生成マシーン。ダメ押しは本来地獄突きの方がニンフィアを封じれるので良いが、主催戦で珠ダメを食らったマンダを突破するという撮れ高を発生させたのでこれでよかった。PT全体に単体技を使うポケモンが少なく、また粉で不意打ちを空かされる可能性があったことから当初はぼうじんゴーグルを考えていたが「別に草テラでいいじゃん!」とまるでテラスが何回でも使えるかのような思考によって輝石になった。まあ固かったのでヨシ!

ちなみにフライゴンにボコボコにされて負け濃厚だった最終戦でキラッキラに全ての要素が輝き、草テラでコフーライの虫の抵抗を押させるプレミを誘発させ、不意打ちのPP増やし忘れたおかげでおもむろに手助けするマンダを突破し、輝石のおかげで手助けされたコフーライの虫の抵抗をミリ耐えして勝つというとんでもない噛み合いを見せて勝った

調整意図

A: 特化

H: 奇数で特化

D: あまり、後述のバンギの下を取ってダメ押しの火力を上げたいためSは無振り

バンギラス

@クリアチャーム テラス: いわ 特性: すなおこし
203(220)-198(204↑)-131(4)-×(↓)-121(4)-91(76)
いわなだれ / けたぐり / まもる / れいとうパンチ

トップメタの化け物。HP絶え絶えでも(C4段階下げたとはいえ)ドラミドロの一致流星群やドータクンのジャイロを耐えた時は意味がわからなかった。強いポケモンの守るはとても強く、威嚇で止まらないようにするためクリアチャームを採用。悪技抜いたのはキザンと被るしドータクンぐらいだしなあと思ったからだが普通にドータクンが重かったので入れるべきだったかも。味方のキザン抜きなのでバンギの雪崩→キザンのダメ押しの動きが一応できます。

調整意図

A: 11n

S: S1段階下降最速キザン抜き+1(味方のキザン抜き)

H: 奇数ぶっぱ

BD: あまり

ドータクン

@ナモのみ テラス: どく 特性: たいねつ
173(244)-×(↓/A0)-165(108↑)-99-156(156)-53
ボディプレス / てっぺき / さいみんじゅつ / トリックルーム

トリル対策の銅鐸。といっても一度もトリルを押さなかった。それよりも鉄壁積んで相手を積ませることの方が多かった。地味にゴーストが少ない(Hゾロアのみ、強力なアクタイプが複数いてテラスにも採用し辛い)のもよかった。重力パに何も抵抗できないため催眠術を搭載しているが合わず、それはそれとして素催眠でアドを取りに行くこともあった。急遽サブロムを使うことになったんですが、買えるアイテムはともかくナモのみは無いやろ〜と思ったらありました。でも違うアイテムの方が強かった説が………。特性は炎テラニンフィア含め全対応できる耐熱にしたが浮遊の方が強かったと思う(フライゴンにボコボコにされた)

調整意図

なんか総合耐久高めにしたらこうなったって感じのはず

あくまでトリル返し要因で最遅にする理由が無いので無振りだけど個体値上げてないので実数値はもうちょっと低いはず

ボーマンダ

@おんみつマント テラス: ゴースト 特性: いかく
171(4)-187(252)-100-×(↓)-100-167(252↑)
ダブルウイング / ワイドブレイカー / おいかぜ / かわらわり

諸説枠。低レベルポケモン絶対許さない枠兼追い風返し枠として採用した。がそれ以外の役割の持たせ方が下手だったな……という感じ。瓦割りは当初考えてたやけっぱちの方が良かったし、怒りの前歯やがむしゃら警戒でゴーストテラにするんだったらおんみつマントは弱かったなあと(たぶん珠の方がよかった)。ちなみに低レベルポケモンが低レベルかを確認する癖が全くなかったためうまく活用できなかったのも反省

調整意図

ASぶっぱ、同族意識で最速

結果

TNしがな 7勝4敗で15人中4位でした、こっちも良い感じ〜〜

気合いで強引な択を通したりして逆転を狙えるのは考えることの多いダブルならではだなあと楽しめました。実はダブルも1ヶ月ぶりなんですよね……(最近忙しくてェ……)

あとバンギとキザンが硬すぎてなんか勝てたみたいな試合とかはこっちがドン引いてました。ただキザンの硬さに関しては悲しいことにランクマではチョッキドドゲザンで良いんだよなという……火力が足りないので今回輝石で変化技使えるのに持たせられなかったしな………

感想

狭めのプールというのもあり、自分の考察力が追いついたのである程度納得できる構築ができたのがよかったです(パーティ構築が一番楽しいみたいなところあるし)。結果もいい感じだったのも良かったですね。というかデバフ環境楽しい〜〜ランクマでもキタカミブルベリ入りのレギュA環境一回やらないかなあ………

最後になりますが、主催のななぱーせんとさんや対戦してくださった皆さん、なんか8000文字近くになってる(!?)これを読んでくださった皆さんありがとうございました。